毎日を充実させるために、私がやめた7つのこと

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「もっと毎日を充実させたい」

そう思うと、新しい趣味を始めたり、勉強や運動を習慣にしたりと、何かを増やそうとする人が多いのではないでしょうか。

私自身も、毎日をより良くするためには、何か新しいことを始めなければならないと思っていました。

しかし、仕事をしながら使える時間には限りがあります。新しいことを次々と増やしていけば、やることに追われ、かえって疲れてしまうこともあります。

そこで私は、新しい習慣を増やす前に、毎日の時間や気持ちを奪っているものを減らしてみることにしました。

スマホを触る時間、無理な付き合い、周りとの比較、完璧にやろうとする考え方。

こうしたものを少しずつ手放すことで、自分が本当に大切にしたいことへ、時間と気持ちを使えるようになってきました。

今回は、毎日を充実させるために、私がやめた7つのことを紹介します。

すべてを一度に変える必要はありません。気になるものがあれば、まずは一つだけ試してみてください。

1.空いた時間にスマホを触るのをやめた

少しでも空いた時間ができると、無意識にスマホを触ってしまう。

以前の私にも、そのような習慣がありました。

通勤中や食事のあと、寝る前など、特に見たいものがあるわけでもないのにスマホを開き、SNSやニュース、動画、漫画アプリを眺めていました。

数分だけのつもりが、気づけば30分以上経っていることもあります。

もちろん、スマホを使うこと自体が悪いわけではありません。調べものや連絡、娯楽など、私たちの生活に欠かせない便利な道具です。

しかし、「目的があって使う」のと「暇だからなんとなく触る」のとでは、時間を使ったあとの満足感が大きく異なります

なんとなくスマホを見て過ごした日は、時間を使ったはずなのに、なぜか何もしていないような感覚が残っていました。

そこで、空いた時間に反射的にスマホを触るのをやめました。

完全に使わないのではなく、食事中は手の届かない場所に置く寝る前は充電場所に戻すなど、触らない時間を意識的につくるようにしました。

すると、その時間で本を数ページ読んだり、部屋を片づけたり、翌日の準備をしたりできるようになりました。

ときには、何もせずにぼんやり考える時間にすることもあります。

たとえ10分でも、自分で選んで使った時間には満足感があります

スマホを触る時間をゼロにする必要はありません。「今、本当に見たいものがあるのか」と一度考えるだけでも、時間の使い方は変わっていきます。

2.休日に予定を詰め込みすぎるのをやめた

せっかくの休日だから、有意義に過ごしたい。

そう考えて、買い物、外食、運動、勉強、友人との予定などを一日に詰め込んでしまうことがありました。

予定が多いほど、充実した休日になると思っていたからです。

ところが、予定を詰め込みすぎると、休日なのに時間に追われてしまいます。予定をこなすことが目的になり、楽しむ余裕がなくなることもありました。

すべての予定を終えても、残るのは充実感より疲労感です。

そこで、休日の予定をあえて減らすことにしました。

「今日はこれができれば十分」と、重要な予定を一つか二つに絞り、その前後には余白を残すようにしています。

予定のない時間があれば、朝をゆっくり過ごしたり、気になっていたお店に立ち寄ったり、疲れていれば昼寝をしたりできます。

予定を詰め込まないことは、休日を無駄にすることではありません。

その日の体調や気分に合わせて自由に過ごせる余白も、立派な休日の一部です。

充実感は、こなした予定の数ではなく、「自分が納得できる時間を過ごせたか」で決まるのだと思います。

3.周りと自分を比べるのをやめた

同世代の活躍を見て、焦った経験がある人は多いと思います。

仕事で成果を出している人、昇進した人、結婚した人、家を購入した人、副業や起業で成功した人。

SNSを開けば、周りのうまくいっている姿が次々と目に入ってきます。

そのような様子を見ると、自分も頑張っているはずなのに、「このままでいいのだろうか」「自分は遅れているのではないか」と不安になることがあります。

しかし、私たちが見ているのは、その人の人生のごく一部分です。

相手の良い瞬間と、自分の不安や失敗を含めた日常全体を比べれば、自分が劣っているように感じるのは当然です。

また、仕事、収入、結婚、住む場所など、人生で大切にしたいことは人によって異なります。目指している場所が違う人と比べても、自分の答えは見つかりません。

そこで私は、周りではなく、以前の自分と比べるようにしました。

昨日より少し早く行動できた。以前より仕事ができるようになった。今月は本を一冊読めた。

変化が小さくても、自分なりに前へ進んでいることに気づければ、必要以上に焦らなくなります。

他人の成果を見て刺激を受けることはあっても、自分の価値を決める材料にはしない。

自分のペースに目を向けることで、今の毎日にも少しずつ満足できるようになりました。

周りと自分を比べてしまって落ち込んでしまったことがある方はぜひ以下の記事もご参考ください。

周りと比べて落ち込んでしまう人へ|劣等感を手放すための5つの考え方
「同年代なのに、あの人は自分よりも活躍している」「友人は結婚や昇進をしているのに、自分は何も変わっていない」「SNSを見ると、周りの人たちが充実しているように見える」このように、周りと自分を比べて落ち込んでしまうことはないでしょうか。仕事、…

4.何でも完璧にやろうとするのをやめた

何かを始めるなら、しっかりやりたい。

真面目な人ほど、そのように考えるのではないでしょうか。

運動するなら毎日30分、勉強するなら一日1時間、自炊するなら栄養まで考えてつくる。最初から高い基準を設定し、それを守ろうとします。

ところが、仕事で疲れている日もあれば、予定どおりに時間を確保できない日もあります。

一度できなかっただけで「もう続けられない」と感じ、習慣そのものをやめてしまうこともあります。

完璧を目指した結果、できなかった自分を責めるようになっては、毎日は充実しません

そこで私は、何でも完璧にやろうとするのをやめました。

運動は10分でもいい。本は数ページでもいい。自炊が大変な日は、簡単な料理でもいい。

ゼロか100かで考えず、その日にできる範囲で続けることを大切にしています。

60点でも行動できれば、何もしないより確実に前へ進めます。

少ししかできなかった日も、「これだけしかできなかった」ではなく、「忙しいなかでもこれだけできた」と考える。

完璧を手放すことは、手を抜くことではありません。無理なく続けるために、自分に合った基準をつくることです。

5.気が進まない誘いや付き合いを無理に受けるのをやめた

誘いを断ると、相手に悪く思われるのではないか。

そのように考えて、気が進まない誘いでも受けてしまうことがあります。

人とのつながりは大切ですし、参加してみたら楽しかったということもあります。

しかし、すべての誘いに応えようとすると、自分の時間がなくなります。疲れているのに無理をして参加し、翌日まで疲れを残してしまうこともあります。

そこで私は、誘われたときに「断っても問題ないか」ではなく、「自分は本当に参加したいか」を考えるようにしました。

行きたいと思える誘いには参加する。一方で、気が進まないときや休息が必要なときは、無理をせずに断る。

大切なのは、人付き合いを減らすことではなく、自分が大切にしたい人や時間を選ぶことです。

気が進まない誘いを一つ断れば、その分、家族と過ごしたり、趣味を楽しんだり、ゆっくり体を休めたりできます。

時間には限りがあります

誰かの期待にすべて応えようとするのではなく、自分が納得できることに時間を使う。それも、充実した毎日をつくるために必要な選択です。

6.無駄な出費をやめた

以前は、コンビニに立ち寄ると、特に必要ではないものまでなんとなく買ってしまうことがありました。

飲み物だけを買うつもりだったのに、お菓子やデザート、ホットスナックも一緒に買う。

一回の金額はそれほど大きくありません。しかし、同じことを繰り返せば、毎月の出費は想像以上に膨らんでいきます。

問題なのは、お金が減ることだけではありません。

なんとなく買ったものは、購入したときの満足感も長く続きません。後から振り返ったときに、「何に使ったのか分からないお金」になってしまいます。

そこで私は、コンビニに目的なく立ち寄ることや、その場の気分だけで買い物をすることを減らしました。

飲み物は自宅から持っていく。必要なものは、できるだけ事前に決めてから買いに行く。欲しいものを見つけても、すぐには買わずに一度考える。

こうした小さな工夫だけでも、無駄な出費は減らせます。

節約というと、好きなことを我慢するイメージがあるかもしれません。

しかし、私が大切だと感じているのは、すべての出費を減らすことではありません。

なんとなく使っていたお金を減らし、その分を旅行や趣味、大切な人との食事など、本当に満足できることへ使うことです。

お金を使わないことが目的ではなく、自分が納得できる使い方を増やす

出費を見直すことで、お金だけでなく、日々の選択にも意識を向けられるようになりました。

7.充実した毎日を特別なものだと考えるのをやめた

以前は、充実した日とは、旅行に出かけたり、大きな目標を達成したり、特別な経験をした日のことだと思っていました。

そのため、仕事へ行って帰宅するだけの平日は、代わり映えのない一日に感じていました。

しかし、人生の大部分を占めるのは、特別な日ではなく、何気ない日常です。

特別な出来事がなければ幸せを感じられないとしたら、満足できる日は限られてしまいます。

そこで私は、毎日のなかにある小さな満足へ目を向けるようにしました。

朝、少し余裕を持って起きられた。温かいご飯を食べられた。仕事を一つ終えられた。帰宅後にゆっくりお風呂に入れた。家族や友人と話せた。

一つひとつは、決して特別なことではありません。

それでも、その小さな出来事に気づけるようになると、「今日は何もなかった」と感じる日が減っていきます。

毎日を充実させるために、特別な予定を次々とつくる必要はありません。

すでにある幸せや、自分なりに頑張れたことを見逃さない。その積み重ねが、日々の充実感につながっていくのだと思います。

充実感は、何かを増やすだけでは得られない

毎日をより良くしたいと考えたとき、私たちは何か新しいことを始めようとします。

もちろん、新しい挑戦や習慣が、生活を豊かにしてくれることもあります。

しかし、時間や気持ちに余裕がない状態で、さらにやることを増やしても、長く続けるのは簡単ではありません。

まずは、自分の時間や心の余裕を奪っているものを減らしてみる

なんとなくスマホを触る時間を10分減らす。気が進まない誘いを一度断ってみる。コンビニへ入る前に、本当に必要なものがあるか考える。

その程度の小さな変化で構いません。

充実感とは、予定をたくさん入れることでも、特別な毎日を送ることでもありません。

限られた時間やお金を、自分が大切にしたいことへ使えたときに生まれるものです。

何かを新しく始める前に、まずは必要のないものを一つだけ手放してみてはいかがでしょうか。

そうして生まれた小さな余白が、毎日を少しずつ豊かにしてくれるはずです。